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プログラミング教育でつくりながら学んでいく

知識というのは、覚えるだけでは定着せずに、それを自分の中で咀嚼して、利活用できるようになってはじめて知識として蓄積されていきます。得られた情報を俯瞰し、再構築して、自分の文脈の中で表現していきます。そうした中で表現されたものこそが役立つ知識です。実際にかたちにするという作業は、得られた情報、思いついたアイディアを整理していくのに、非常に有効な方法です。学校でのプログラミング教育において活用されるプログラミング言語・スクラッチは、構築主義に基づいてつくられています。プログラミングというモノづくりを通じて、自らの知識を構築していく、作り・実行し・修正するという三つのプロセスを経験して、試行錯誤を可能にしていきます。なによりも、作るということは大事なことです。頭の中で考えるだけでなく、必ず形にしていきます。アイディアとそれを実現することとは、大きな隔たりがあります。社会に出てから求められることは、アイディアを出すことではなく、それを実行する力です。

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